甘い青春と旅立ち【Ⅱ】

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「フフッ…ヤキモチ? 俺、そんなにカッコイイ?」 「うッ…はい… 将さんがモテるのは、今更のことですけど…」 俺はえんび服の襟元を緩め、わざとメガネをクイッとかけ直し、メイド姿の文香の腰を引き寄せた。 「ち、近い!将さん!」 文香は真っ赤な顔を背けて、俺の腕の中でジタバタしている。 文香、メガネに弱いもんね 「文香だって、メイド可愛いすぎだし、男達が文香ばかり見てて、超ムカつく…」 「だ、だから、あたしはこんな格好したくなかったのに、将さんが…!」 「だって、文香のメイド見たかったんだもん。想像以上に文香が可愛くて、今すぐ食べちゃいたい」 「ひゃッ!」 俺は我慢が出来ずに、文香の耳を甘噛みした。 「将さん!ダメです! つ、次の出番が近いから…」 「やだ…」 もう我慢の限界。 サークルのせいで、こき使われるわ、人前に晒されるわ… こんな色っぽい文香を目の前にして、俺達の甘い時間を奪われて、お預け喰らって、欲求不満溜まりまくりだ!! 俺は、吸い込まれるように、ゆっくりと文香の唇に近づいていく。 ・
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