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ガチッ!
「将さん?」
ガチッ…ガチッ…
「さ、崎村さん!?」
ガチ…ガチ…ガチ…ガチ…ガチ…ガチ!
「将さん、何を…?」
ドンドンドンドン!ドンドンドンドン!
「崎村さん!開けて下さい!
崎村さん!出て来て下さい!」
小林が焦った声で叫ぶ。
そりゃそうだ。
俺達二人がいた部屋の扉と窓、全てのカギをロックしたからだ。
こうなりゃ、強行手段で篭城してやる。
無理矢理、二人の時間を作って過ごしてやる。
「今から1時間、俺達は休憩!
邪魔すんな!」
「崎村さん!無理です!
お客さんが待ってるんですから!」
「んなの知らない。
俺も文香も疲れてんの!」
俺は小林にそう言い放ち、文香の手を引いて、その部屋の隅に積み重ねてあったマットの上に、一緒に腰を下ろした。
小林はまだ扉を叩き、出て来るように言ってるが、シカトする。
「将さん!
小林君、困ってますよ?」
「いいの、いいの」
俺はマットの上に足を上げ、頭は文香の太股の上へ…俗に言う、ひざ枕だ。
あ~…メイド服がミニスカだから、文香の生足の感触…最高!
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