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すると、彼女は目をパチパチさせて驚いたかと思ったら、みるみるうちに表情が変わり、真っ赤な顔して、俺を上目遣いで睨む。
だから、その顔がまた…
「あ~!ダメだ!ヤバイ!」
俺は、彼女からパッと手を離し、解放した。
これ以上、彼女を抱いていたら、キスだけじゃ我慢出来なくなる!
彼女は突然解放されて、ポカンと呆気に取られている。
「何?名残惜しい?」
俺はおちゃらけて言ったけど、彼女は何も応えず、頬を赤らめたまま、俺を見上げた。
うわー…もう勘弁して…
「あ~反則だよなぁ…」
俺は堪らず、両手で顔を覆い、天を仰ぎながら呟いた。
次から次に、男心を擽る誘惑攻撃
本人は、それを全く自覚してないから、余計に破壊力があるんだろうなぁ…
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