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「…じゃ、崎村さんにお任せしよっかな~?」
「待って!ちな…ヴッ」
橋本が俺に彼女の面倒を振ろうとしたら、彼女は慌てている。
酔っ払ってて、頭が痛そうだけど。
そして、頭を抱える彼女と橋本が、こそこそ話し合っている。
俺はなんとなく成り行きを眺めていたら、橋本がクルリと振り返り…
「崎村さん、文香よろしくです!」
ニカッと見事な作り笑い。
「りょーかい」
俺も作り笑いで返す。
彼女はなんだか困った顔してるけど、酔っ払ってて反論する気力がないようだ。
「おーい!
早くカラオケ行くぞー!」
武ちゃんが二次会への声かけをしてきた。
「ほいじゃ、将。ふーみんを無事送り届けるように!送りオオカミになるなよ~!」
「文香、じゃあね~!」
智紀と橋本も、他のメンバーの元へと向かった。
すると、彼女は、酔いが回ってきているのか、自販機の横にもたれて、座り込んだ。
大丈夫かな?
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