Prologue

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「珍しいですよ!?今まで8人の帝しか混純は居ないんですから!」 「8人だけですか…」 そんなに少ないとは思わなかった。 ちなみに帝はギルドで強い人を指す。 「混純と…ではカードを作るので待ってて下さい、後ギルドマスターに会って貰います」 「はあ」 「レイジさんは凄い方だったんですね…」 …なんか周りの人の視線が痛い(T-T) 「お前がレイジ・イガミか?」 すると若いイケメンな人が出て来た。 「そうですが貴方は?」 「俺はここのギルドマスターのグラード・マトレスだ」 そうギルドマスターのグラードが言うと俺に近ずいてきた。 「なっ何ですか?」 若干どもりながら尋ねた。 それに対して無表情でこちらを見てくる。 「…ひゃあっ!?」 何か首噛み付かれた… 「良い声してんな…ニヤッ」 「黙れ変態」 「うっ」 俺はすかさずスタンガンのような感じで雷の攻撃をした。 「いてー」 「そりゃ痛くしたからな」 首は後になると嫌なのですかさず治癒した。 「まあ良いか…単刀直入に言う、俺と戦え」 「嫌です」 「即答かよ!?」 「面倒だから…それに目立ちたくない」 「今度、無理矢理にでも俺と戦ってもらうからな」 面倒な相手に出会ってしまったようだ…しかも変態のだ。 「逃げますんで」 「あの…カード出来ました、ランクはブロンズ、シルバー、ゴールド、ホワイト、クリスタル、ブラックと有りますが魔力測定不可、並びに混純なのですが実力が解らないのでゴールドとさせて頂きます」 ランクはブロンズ<ブラックになるから中の下となる。 「むしろそれで良い…有難う」 「いえ!」 笑いながら言うとまた頬を赤く染めてしまう。 「それじゃシオンさん、行こうか…あっそうだ解体家に行きたいんだけど良いかな?」 「良いですよ、じゃあ行きましょうか」 そして解体家はギルドに近かった。 「すみません」 「はい」 声をかけると女の人が居た。 「レッドドラゴンを解体して欲しいんですが」 「良いですよ…てかその歳でレッドドラゴンですか!?」 「そうですよ、レイジさんは二撃て倒しましたし」 「本当ですか!店長!」 何故か店員は興奮している。
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