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美咲「ふふっもう言わしちゃったね」
夏夜「うぅ~覚えてろよ~」
夏夜は目に涙をためて走り去って行った。
閃「あ!そうだ。美咲に頼みがあるんだけど!」
美咲「え?な、なに??」
顔を赤らめながら返事をされた。
嫌なら無理しなくていいのにね。
閃「この武器の中から一つ選んでくれない?」
美咲「……それだけ?」
他に何かある??…………だめだ。分からない。
閃「他に何かあるの?」
美咲「な、なんでもないよ!この中から一つ選ぶんだよね?」
武器は3つ。
1つは小学校4年の時の自由研究で作ったガントレット。
2つ目は中学校2年生の時に作ったプラスチックで出来た剣。
最後のは、今まで作った武器の中での最高傑作の刀。
すべての武器には特殊能力があるよ。
と美咲に説明したら迷わずガンレットを選んだ。
理由は、「一番弱いのを選ばないと確実に夏夜が死んでしまうから」だって。
俺だって加減くらいできると言おうとしたけど、刀だと加減しても殺しちゃうかもしれないので、反論はしなかった。
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