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「‥えっ…えぇ。」
透子はメニュー表を端に置くと、彼はキッチンの方に視線を向け、ゆるく開いた手を軽く挙げ合図をした。
それに気づいたさっきの女性がオーダーを取りに近付く。
彼はシーフードオリーブパスタとコーヒーを頼み、透子はBランチを頼んだ。
透子はテーブルの木目を見つめながら水を一口飲んだ。
今更ながら、どうして彼の誘いに乗ってしまったのかと自責の念に駆られる。
しばらくして彼のコーヒーと、透子の付け合わせのサラダとセットのコーヒーが運ばれた。
透子は待ってましたとばかりにコーヒーに砂糖とクリープを入れる。
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