序章

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「はぁ…はぁ……っ」 息を荒げながら三人の影が大急ぎで駆けていく。 「待てぇっ!!!」 その後を声を上げながら追ってくる刀を構えた男。 「はぁ…はぁ…きゃあっ!!」 ズサッ-- 三人の真ん中を走っていた17、18歳くらいの少女が石ころにつまずき転んしまった。 「!!」 少女の顔が凍る- 男の振りかぶった刀が- 少女に-
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