第二章

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次の日。 ヒメちゃんは原宿に行くとか言ってたな…確かあの双子も心配だから着いてくるとか。美玲ちゃんの私服楽しみー。 そして待ち合わせの10分前に待ち合わせの駅に着いた。辺りを見回してもまだあの3人の影はない。 5分前。時間にルーズな人達だったらどうしよう。 「待たせたわね」 「本郷先輩、お待たせしました」 「おはようございますー」 「あ、おは…」 振り向く。 美來ちゃんはカジュアル、美玲ちゃんはフェミニン。ヒメちゃんは… …これは何だ? 街角とかでたまに見掛ける…えーと… 「ロリィタよ。甘ロリ」 「ロリータ?」 「そう。さあ、行きましょう」 え? あんまり触れて欲しくない系? そうして俺の隣を歩くヒメちゃん。美玲ちゃんの隣歩きてぇよ…。うっわ、注目半端ねぇな、やっぱり。 「ヒメは小さい頃からこういう格好をしているわ。母の趣味でね。だからヒメは慣れてるの」 この好奇の視線には。貴方には少しキツかったしら? 「はっ、上等だっつーの!」
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