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「えっと、じゃあ今って、何年何月なのか教えていただけますか?
あと最近の出来事とか、教えていただけると助かります。」
…まあ、年号は、はっきり覚えてないから意味ないかもだけど、新撰組に関する出来事なら、だいたい記憶にある。
「今ですか?
今は、文久三年、九月ですね~。
この前、会津藩主から新撰組の名前をいただけたんですよっ♪」
嬉しそうに、そう答えてくれた総司さん。
もうっ、その笑顔最高ですっ///
とりあえず本題に戻して…
最近新撰組の拝命したと言うことは、八月十八日の政変のすぐ後って事だよね。
そろそろ芹沢さんが殺される時期かな?
しかし…
『芹沢さん、殺すつもりですよね?』
なんては流石に聞けないしなあ…
慎重に言葉を選びつつ、私は予言?を二人に伝える。
「わかりました。では答えます。
今、新撰組は組の体制に悩んでいますね?
そして…
その体制を理想の物にすべく、土方さんたちは動こうとしている。
違いますか?」
私は、自信たっぷりに答えた。
今なら占い師の気持ちが分かるような気がする。
な~んか、すごく気分がいい♪
しばし、自分に酔いしれていると、突然土方さんに胸ぐらを掴まれたっ!
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