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どかっ!
動揺のあまり勢いよくお辞儀をしたもんだから、畳みに頭を思いっきりぶつけてしまった…
い、痛い…
頭もこの状況も…(泣)
「大丈夫ですか?!
ああ、可哀想に…額が赤くなってしまってますよ。
でも、大丈夫、これですぐ良くなりますよ♪」
総司さんが、痛々しい私の頭(状況?)を撫でながらそう言ったかと思ったら、
ちゅっ
と私の額に唇を落とした。
え…///
妄想ではこんなシチュエーションいくらでも考えたけど…
実際に起きてしまうと、何と反応していいやら。
まず、私、男の人と付き合った事がないからね!
私は、頭の処理能力のキャパを越えてしまい、固まってしまった。
現実は妄想とは違う事に、今更ながら気づく。
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