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「総司ぃ!!
やっぱお前そう言う事だったんだな?!
これ以上、こいつに手を出したら切腹だぞ?!」
総司さんから私を奪い取り、自分の膝に乗せる土方さん。
いわゆる、膝に座り、後ろから抱き締められている状況である。
もう、訳がわからずなすがままの私。
心臓が、人生で一番活動しているようで、動悸がハンパない。
と言うか、全身心臓になっちゃったみたいにバクバクしている。
「はいはい、わかりましたよ。
土方さんも、いくら薫さんがカワイイからって、虐めないでくださいよ?」
おどけるように言う総司さん。
クスクスと笑う笑顔が、天使のようだ。
確かに…虐められたくはない(泣)
「俺の小姓なんだから、煮るなり焼くなり勝手だろう?
ま、お前もせいぜい頑張るんだな」
耳元で喋られ、耳たぶに息がふっとかかる。
もう…
薫、限界です…///
私は土方さんに身をゆだね、そのまま妄想の彼方へ落ちていった…
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