第一章 回想

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◆◆◆ 僧侶と共に、先程の男を追う勇者。 だが、突然僧侶が邪悪オーラ全開で急加速し出した。 「おい、僧侶どうしたんだよ?」 「フフフ……コ・ロ・ス」 僧侶の言動がおかしいと焦る勇者。 「僧侶!? ホント大丈夫!? まさか、さっき無賃宿泊した宿の料理が合わなかったとか!?」 勇者は何か変なモノを食べたのでは、と心配してしまう。 「フフフフフフ……」 僧侶は勇者の心配と追走虚しく猛スピード走り去って行った。 こうなれば僧侶は勇者でも止められない。だがなんとかしないと大変なことになる。 勇者は、はあ、と大きなため息をつき、僧侶が去った方へ再び走り出すのであった。
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