ちったい氷呂さん

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「…お…俺の紫の上!」 「寄るな触るな見るな」 「この子供は間違いなく氷呂にそっくりに育ちます!俺が責任をもって育て…」 「触るな」 「やー!しゅじゃちゅ!あっち!あっち!」 じりじりと間を詰めようとする五光、珍しくはっきりと言葉を発して拒否をする朱雀、怯えきって朱雀にしがみつき泣き出す氷呂。 そんなカオスな状況を打ち破ったのは、予礼のベルの音だった。 「やべえ…てめえら走れ!」 「ここから教室までどんだけあると思ってんのぉ~人間には無理だよぉ~」 「待ちなさい生徒会!その子供は風紀の俺が責任をもって預かり…」 「「「黙れ!」」」 「…ショタコン風紀委員長×ショタ…だと!?」
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