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「…っゃ…伊瀬、離…っ!」
伊瀬の指が太股の内側の皮膚の薄い部分を撫で、反射的にびくりと脚が跳ねると、楽しそうに目を細められる。
「嫌なら本気で抵抗してもいいぞ」
「っし、してます!」
「そうか、なら諦めろ」
「…っも、ぃ…ゃあっ」
浅く短い呼吸は次第に泣き出しそうな声が混じり、力の抜けた手は抵抗するでもなく無意味に伊瀬の服を掴むだけになっていた。
「ん… や、ぁっ……あ…ふぁあっ!」
赤い舌がゆっくりと白い肌の上を這い、固くなった突起を甘噛みすると甘い声が漏れ、羞恥で一気に顔に熱が集まっていく。
「い…いせ…それ、や…」
「じゃあどれがいいんだ?」
「────って展開には「なるわけがないでしょう」えー?」
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