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「五光先輩、さっき氷呂がガリガリ君食べたいって言ってましたよ。
とってきてあげたらどうっすか？」
「ガリガリ君！？誰ですかその男は！」
「氷菓子の名前っすよ」
「解りました。氷呂のためこの五光陽華、ガリガリ君とやらを持ってきてみせましょう！」
いい笑顔で親指をたてた五光がいずこかへと消え、ようやく体の力を抜くと隣でにやにやと笑う眞城を睨み付けた。
「面白がっていないでもっと早く助けてください」
「相変わらず吉野に甘く五光先輩には容赦ないねぇー萌える」
「少しでも容赦した瞬間、その隙をついてどこまでも付け入ってくる相手に容赦など出来ません」
「相変わらずいいツンデレですね御馳走様です」
「眞城の言う事は意味がわかりません」
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