星に願いを

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「氷呂ー撫でてー」 「氷呂ーぎゅー」 「う、右京左京…くるし…」 「「えーいっ!」」 「ぐはっ!双子×副会長御馳走様です!」 二人がかりで抱き付かれ、勢いよくソファに押し倒された瞬間頭上から聞こえてきたのは… 「保河君…と、な、七桜っ!なな…っちょ、右京左京離してください!」 「「えー?どーしよーかなぁ」」 今にも鼻血を噴き出しそうな秋斗と、その秋斗に腕を捕まれ連行されてきたらしい七桜が倒れた氷呂を見下ろしている。 「氷呂、大丈夫か?」 「は、はい。七桜も上位だったんですね」 「うん。秋斗にみっちりテスト勉強叩き込まれたから」 そう言えば、秋斗は成績だけでAクラス入りを果たせた猛者だったか。 「右京、左京。起き上が「七桜、お前も居たのか」「ちょ、うおっ離せええええ!」七桜ぉぉお!」
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