星に願いを

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********** 「ハトリー…」 「あれぇヒロちゃ~んどったのぉ~?」 右手にチワワ、左手にポメラニアンを抱き、ボルゾイにケーキを食べさせて貰うと言う、こちらはこちらでハーレムを発生させていたハトリの後ろでは、悟りきった遠い目で朱雀が置物のように佇んでいた。 「ハトリー」 「んー?え?なになにホントにど~したのぉ?かぁわいぃ~」 「ふふー」 甘えるように抱きついてきた氷呂の腰に手を回して抱き返し、頬に軽くキスをすると嬉しそうに笑う氷呂から同じようにキスが返ってくる。 「やだーヒロちゃん積極的ぃ~どぉする?このまま二人でベッドまでいっちゃう?イっちゃう?」 「んー?」 「待てハトリ、何かおかしい」 「え?すーちゃんはさんぴーしたいの?」 「違う」
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