星に願いを

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「なあ…なんかさっきから木崎様ふらふらとおかしくないか?」 「ふらふらしてるっつーか、ふわふわしてるっつーか」 「見てて思ったんだが、もしかして、今木崎様の前に立ったらキスして貰えるんじゃないか」 「!」 「お前…天才か」 そんなやり取りを周囲の生徒たちがしているとは露知らず 「朱雀ー…」 「ん?」 「ちゅー」 「」 想定外の行為に思考と動きが停止した朱雀の腕から件の副会長が逃走していた。
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