ハトリと璃王と朱雀

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その頃になって、漸く怖いことをされてるんだと気が付いた。 逃げようとしても怖くて体が動かないし、お兄ちゃんはずっとボクの体を舐めてるし。 そして、お兄ちゃんがボクのパンツを脱がそうとしたとき… ガッシャーン!! …と、お兄ちゃんの頭の上で凄い音がして、お兄ちゃんがボクの上に覆いかぶさった。 お兄ちゃんからはパラパラと何かのカケラが落ちていて、びっくりして顔を上げると、金色の男の子が部屋に置いてあったセージの壺を抱えていた。
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