ハトリと璃王と朱雀

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「入学したばっかりの頃は、変な目ーとか言われてたんだけど、リオちゃんが 『こんなに綺麗なのにその良さがわかんねえなんて、こいつらは取り巻きにする価値もないな』って言って、そいつらを完全無視しちゃったんだよね」 「実際、そっちの趣味のある先輩からはハトリはアイドル状態だったしな」 「リオちゃんもモテモテだったじゃん」 「………」 「どうしました朱雀?苦虫千匹噛み潰したような顔して」 「忘れていた事を…」 「そうそう。朱雀お前、あのパーティーの日に出会った可愛い子をずっと忘れられなかったんだったな」 「えー?そうだったの!すーちゃん言ってくれればいつでも抱かれてあげるのに!」 「黙れ、お前なんであの日ヒラヒラの白いドレス着ていたんだ」 「だってー可愛いから」
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