ハトリと璃王と朱雀

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「貴様…男子校の入学式の時、あの日の可愛い妖精みたいな女の子が俺と同じズボンの制服を着てた時の俺のショックがわかってたまるか」 「美少年の半ズボン生足白ニーソの何が不満なのさー」 「ふざけるな俺のあの日から入学式までの気持ちを返せ」 「すーちゃんが望むなら、ドレスでもセーラーでも着て抱かれてあげるよー」 「似合いそうなのがタチ悪ィな」 「璃王、あの子が篠崎家の子供だと貴様知ってたんだろ」 「逆に、なんで知らなかったのか俺には理解出来ん」 「えっと…つまり、朱雀の初恋ってハト…」 「氷呂、この場でヤられたくなかったら黙れ」 「…失礼」 「すーちゃんボクの事好きだったんだねー」 「…」 「ボクはこの場ででもOKだよー」 「………」 「朱雀、すげー顔してんぞ」 【終】 「…はっ!?なんか今突然幼なじみ男の娘萌えの気配が!?」 「なんですかそれ」
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