今年は北々西

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眞城「まず恵方巻は両手で握って持つ」 氷呂「こうですか?」 眞城「そして、上目遣いで咥える」 氷呂「ふ?」 保河「なんでデジカメ構えてんすか先輩。そして木崎副会長は素直に従い過ぎです」 眞城「これを見た第三者の反応が見たいからだ。よし。そのまま丸かぶってくれ」 氷呂「ん…んぅ…」 眞城「イイ子だ、目線はこっちのまま、もっと奥まで咥えて」 氷呂「ふ…」 眞城「全部零さず飲めよ」 保河「アンタは何を言ってんですか」 眞城「そう…そのまま飲み込んで、僕のエクスカ…」 氷呂「……」(ブチィッ!) 眞城「う…うわああ!」 氷呂「……」(むぎむぎむぎ) 眞城「お…鬼!その手の食べ物を頬張った後、無慈悲に食いちぎっていいのは無邪気受けだけだぞ!」 氷呂「……ごちそうさまでした。眞城の言う事は難しくてよく解りません」
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