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止まらない空を見上げ 役目を忘れた砂時計 小さな骸抱き上げて 僅かに感じる暖かさを 剥がれ落ちた闇の底 終わらない痛み残し 苦を唄う少女の声 かき消されて静寂の地よ 幻の如く 頭の中に響いた 罵声と大きな愛情 裏をかいては近づく影 流れ落ちてく泪の数 光る指輪も灰を被る 傷付くこの身も焼き付くして あの月を消して 剥がれ落ちた闇と底 終わらない痛み残し 苦を唄う少女の声 かき消されて静寂の地よ 裏をかいては近づく影 流れ落ちてく泪の数 光る指輪も灰を被る 傷付くこの身も焼き付くして 辞めを許さない檻の中を 独り待つように
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