0人が本棚に入れています
本棚に追加
闇
歪んでく空を見上げ
陰見つめてただ叫んだ
深い雪 埋もれすぎて
忘れていた
感じた孤独は
冷える心温めた
流れてゆく白い街が
いま崩れていった
君を亡くし海に沈む
忘れてた記憶こぼれ落ちる
闇が不幸ならば時を重ねて
花を咲かせ満たすだけ
遠い世界だけを眩しいほどに
光で照らす
治らない傷をなぞる
それだけでも
怯えた君を優しく包む
紅い手を隠し
誰も息をしない街を
黙って歩いてく
そんな道に希望だけを
残してく奇跡 胸の中で
朝を待つ時間を無駄にしないで
凍りついた足でも
与えられた罪を引きづりながら
孤独と知って
神を思い 祈り込めた
何も変わらない
自らを神と崇め
繰り返してゆく終わらない罪
闇が不幸ならば時を重ねて
花を咲かせ満たすだけ
遠い世界だけを眩しいほどに
光で照らす
最初のコメントを投稿しよう!