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栄西は、臨済宗の禅の血脈(師から弟子に法が受け継がれていく事)を受けて、日本に帰国しました。
坐禅は、釈尊時代から実践され、天台宗や真言宗でも、修行の一つとして取り入れられていましたが、教団として成立はしていませんでした。
宋から帰国した栄西が、臨済宗の布教を始めると、古い仏教界は、警戒をします。
1194年、朝廷は禅宗を禁ずる命をだしました。
それに対し栄西は『興禅護国論』を著して反論をします。
興禅護国論の中で、禅は天台宗の瞑想法(止観)を受け継ぐもので、正統な護国の仏法であると主張しています。
大山寺 境内
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