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「人は、本来仏性を持つならば、何故修行をするのか?」
修行と悟りを別物と考えていますと、この疑問は解決しないのです。
悟りを求めて修行するのではなく、人は本来仏であるのだから、その自覚に立って修行するのです。
坐禅とは、自らの仏性の上に安坐する事であり、それにより仏としての自分を感じる事です。
ですから、一度悟れば後は坐禅をしなくても良いのではなく、
悟りを得た上で、無限に続く修行であり、釈迦も達磨も、今もなお坐禅中。
と、道元さんは言っていらっしゃいます。
明王院 駐車場
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