斎、キレる!

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「…が、だ!オメェら………一度、斎のヤツの誕生日忘れてたときあっただろ!?」 「「「………………」」」 「あンときも… ニコニコ顔でケーキはごみ箱に捨てるし、どれだけ怖かったか分かるか!?」 「す、すみません!だけど、別に忘れてたわけじゃなくて… 友達と遊ぶ約束…」 「そこが問題なんだよ!斎の誕生日より、友達と遊ぶ約束を優先にした…… それが大きなショックだったんだよ。 斎も… 楓がよそよそしく避けてることとか、朔が自分から離れていくんじゃないかとか、夜のことがわからない… とか、言ってんぞ? だから、オメェらにも少なくとも責任はあンだよ」 梓の言い分も尤もだった。
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