出会い

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今日も、また仕事だ。 嫌になる、、、 不幸のどん底 私にはそういうふうにしか感じることが出来なかったあの頃。 この出会いがどれだけ私を救ったのだろうか うち今、懐かしいのかな? ...一年前 いつも通り店長の言った席につき、いつも通りのお酒を作る手順。 変わらないはずだった あの人がいること以外は 「よぉ、あすみ!元気か?」 いつもの元気な挨拶。 仲の良いおきゃくさんのいつもの挨拶 うちも古株になったからなぁ シミジミと感じながらいつも通りの返し 「元気っすよ!兄ちゃんは?笑」 営業スマイルをしなくて良い席 素の自分でいても怒られない席 大切な場所だ しかし、 今日はいつもと違う なぜかお初にお目にかかる方が 年上かな? でもまぁあまり店にはこなさそうだし、うちはこの席は集客しないって決めてるから、関係ないか( ̄▽ ̄) 「あすみこいついくつに見えるよ?ん?」 でた、兄ちゃんのめんどくさいこの絡み。 必ず面白いと確信したことはしゃべりたくてウズウズし始めるんだこの人、、、笑 子供か!? わかりやすすぎ!汗 まぁ乗ってやらなくもない てか、それが礼儀というか、必然だしね。 まぁゴタゴタ並べたけど、なんか面白そうだったんだよね、笑 「うちより年上でしょ?大人っぽいし」 一応社交辞令を交えながら会話を本人にもふってみる。 しかし、 二人で顔を見合わせにやけ始める 、、、はずしたか、二択をはずすなんて にしても、さっきから新入りくんコッチ見過ぎ、イライラする、、、 まぁ少しイラつくこの返しには慣れたが ガン見はよそうよ大人として せめてチラ見にしてほしい まぁどっちにしろいらつくが 正解をかなり焦らされて 流石に我慢しきれなくなったので ガン見を受ける様に目をしっかり見据えて新入りくんに問う
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