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「だから、君は何ッ度言ったらわかるんだ!!」
そういう小林先生の表情はものすごく怖い。無に等しい。なんの感情も見いだせない。
2ヶ月前、いつも教えてくれていた家庭教師の横山さんが「さんきゅーにはいる」といっていたので、代わりの先生がきた。
あー、なんてゆうか…厳しい!!
「齋藤君!君は、大学に行く気があるのか?」
「はい!あります。もうすんごくいきたいですー。」
「あっ!そうやってまた流す!流してばっかりいないでちゃんと聞きなさい!」
「はいはい!わかりましたーっ。」
「ったく。大学でたら何がしたいんだ?!」
「入っても無いのにもう、事後の話ですか?
うーん。そうだなー。すてきな旦那さんに出会って~、すてきな恋愛をして~、すてきな家庭をもつこと!
あ、でも専業主婦はいや!家にずっといるなんて無理だからね。EDDとかのイングリッシュティーチャーとかしながらもいいなぁ。アタシの得意科目は英語くらいしかないし。」
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