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すぐに電車は発車した。
もうだいぶボロくなった3両編成の車体は、重いからだをようやくのことで動かすかのように、みしみしと音を立てた。
そして、やっとのことで加速した…
…と思ったら、すぐに次の駅についてしまう。
駅の感覚が短い…
主婦がちょっとした買い物をするために、ちょっとあの商店街まで…と言った感じで利用できるようにするためか…?
庶民のための電車といった感じだ。
そのため、僕が降りる駅まで、この電車は20回以上停まる。
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