あの夏

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玄関のドアを開ける。 冬の朝の冷たい空気が一気に入ってくる。 ドアの向こうには幼なじみの 『明子』。 『あっ!いっくん!おはよーございます。』 丁寧にお辞儀する明子。 素通りすると明子は、 『いっく~ん』と言って寄ってくる。 『うっぜぇなぁ』 ボソッと呟いた。
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