第2章

8/15

6人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
畠「まず、今日のメニューはいつも通りランニングから。 その後もいつも通りで、内野・外野ノックの時は、叶…と、三橋は投球練習な。 それじゃあ始め!」 なんとなく違和感を感じた。 しかしそれがなんなのかわからなくて、ランニングに行ってしまったみんなの背中を見つめた。 着々とトレーニングが進んでいき、内野・外野ノックの時となった。 (あ、廉ちゃんと修悟が投げるんだよ、ね?) ベンチに座っている位置からでもブルペンは見えるので、美結はそちらに体を向けて見つめた。 (あれ、廉ちゃん…何してるんだろ。) 叶が軽い投球から始め、それを畠が捕る。 しかし三橋は隅っこにかたまり、オドオドしていた。 不思議に思った美結は三橋に近付いた。 _
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加