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畠「まず、今日のメニューはいつも通りランニングから。
その後もいつも通りで、内野・外野ノックの時は、叶…と、三橋は投球練習な。
それじゃあ始め!」
なんとなく違和感を感じた。
しかしそれがなんなのかわからなくて、ランニングに行ってしまったみんなの背中を見つめた。
着々とトレーニングが進んでいき、内野・外野ノックの時となった。
(あ、廉ちゃんと修悟が投げるんだよ、ね?)
ベンチに座っている位置からでもブルペンは見えるので、美結はそちらに体を向けて見つめた。
(あれ、廉ちゃん…何してるんだろ。)
叶が軽い投球から始め、それを畠が捕る。
しかし三橋は隅っこにかたまり、オドオドしていた。
不思議に思った美結は三橋に近付いた。
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