第2章

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(感じた違和感は、これか…!) 先ほど感じた違和感に美結は確信を得た。 『…わかった。 畠くんってさ、ここの正捕手だよね? 控えの捕手は今日来てないの?』 畠「…ああ。 今日は用事があるって聞いてる。」 表情が見えず、なんとなく怒りをふくんだ美結の声に3人はたじろぐ。 それでも畠は美結にはっきりと答えた。 『そっか。 じゃあいつもはその控えの子が修悟の球を捕ってて、畠くんが廉ちゃんの球を捕ってるの?』 畠「そうだな。 それで練習が終わった後に、叶にフォークを捕る練習をさせてもらってる。」 『…そう。わかった。』 畠の答えを聞き、美結は畠に返答して黙ってしまった。 _
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