6人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
三橋が心配そうに美結の顔を覗こうとすると、美結がバッと顔を上げた。
『それじゃあ、控えの子が休みの時は私が廉ちゃんの球を捕るよ。
だからちょっと着替えてくるね。』
三「み みゆ?」
畠・叶「「!?」」
美結がまっすぐな瞳で、3人を交互に見つめる。
美結はさっそくジャージに着替えて、近くにいた部員に防具とミットを用意してもらった。
『廉ちゃん。
つけるの手伝って。』
三「∑はっ あ うん!」
美結の言葉と行動に呆然としていた3人だったが、美結が三橋へ言葉をかけたことにより、ハッと意識を取り戻す。
_
最初のコメントを投稿しよう!