第2章

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三橋が心配そうに美結の顔を覗こうとすると、美結がバッと顔を上げた。 『それじゃあ、控えの子が休みの時は私が廉ちゃんの球を捕るよ。 だからちょっと着替えてくるね。』 三「み みゆ?」 畠・叶「「!?」」 美結がまっすぐな瞳で、3人を交互に見つめる。 美結はさっそくジャージに着替えて、近くにいた部員に防具とミットを用意してもらった。 『廉ちゃん。 つけるの手伝って。』 三「∑はっ あ うん!」 美結の言葉と行動に呆然としていた3人だったが、美結が三橋へ言葉をかけたことにより、ハッと意識を取り戻す。 _
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