第三章

5/5
前へ
/44ページ
次へ
…うん、取り敢えず立とう。 そう思い美空は布団の上から立ち上がり後ろを向いた。 歳が美空の後ろに立つ。 何か後ろに立たれるの怖いんだけど。 そんな恐怖感を抱く美空をよそに歳は手早く作業を進める。 歳「はいよ、出来た。よし、朝餉の時間だ。行くぞ。」 いつの間にか終わっていた… つか、見てなかった…覚えられなかったじゃないか。 美『うん、ありがと。』 歳は襖を開け外に出て行く。 置いて行かれないように自分も急ぎ足で部屋を後にした。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

48人が本棚に入れています
本棚に追加