伏線を作りすぎると後が大変

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「いや、急だったから迷惑だろうし…」 「問題ない、実は妹が急に友達の所に泊まりにいってな 一人分空きができたんだ」 「だったら一華が「ひーちゃんは毎日あおっちの家でご馳走になってるので本から頭数に入ってるです」…そうですか」 完璧に詰んだ… 逃げ口が見当たらないんだけど! いや、葵たちと食事したくない訳じゃないんだよ? ただ、先ほど溢れてた殺気が怖いんだよ!! チキン? チキンで結構! ガチャン ガチャン? 「あ、葵さん?」 「どうかしたか?」 「あの…この手首についてるのは何でしょうか?」 「手錠だな」 「そんなことは見たら分かる! なんで手錠かけられてるの俺!?」 俺にはそんな趣味ないんだけど? しかも、これかなり頑丈だし、本物の鍵がないと空かない奴だ 「逃がさなない為にきまってるだろ」 「最近、葵の頭の中がバグってきてる気がする…」
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