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そんな時だった。
「慎司君なにしてるの?」
後ろを振り向くとそこには十香が立っていた。
「あぁ、十香入学式の事で色々と聞いてたんだ。」
「あぁ、そうだ早く入学式行かないと。」
ツインテールの少女がまた服を引っ張って走りだそうとした。
「まてまて、俺は新入生じゃないんだ。」
「はわわ、そうなんですか。すみません。」
少女はペコリと頭を下げると走ってその場をあとにした。
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