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……今日も……
仁のマンションで、
くつろいで居たら、
仁が俺に言った。
『……なあ、カズ……
病院、一緒に行かない?』
『……え?……』
……俺は悩んだ……
正直、仁の彼女に
興味はある……
……でも……
仁を好きな俺は、
仁の彼女に逢って、
優しく出来るのか……
……このまま……
知らないままのが、
いいんじゃないか…?
……でも、俺は……
逢う事を決めた……
『……うん……
行くよ、仁……』
『……マジ?……
アイツも喜ぶよ……』
『……そうか?……』
『……カズ……
イケメンだし♪』
『……プッ……
なんだよ、それ(笑)
つーか、仁のが
イケメンじゃん💧💧』
『……そっかあ?……
じゃあ、午後から行く?
カズ、支度して♪』
『……OK♪……
なんか、ドキドキするな♪仁の彼女に逢うなんて!』
『……そ?……』
……ドキドキするよ……
仁…貴方の彼女だから……
……だが……
俺の選んだ選択が、
後々、3人の人生に、
大きく関わってくると、
知ったのは、
それから随分と、
時間が経ってからの、
事だった……
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