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……俺が……
しばらく仁の恋人に、
見とれてるのに、
仁が気が付いて……
『……オイオイ💦💦……
なーに二人で、
お見合いしてんだよ…?』
『……なっ💦💦……
ち、違っ💦💦』
『……そーよ……
嫌な仁💦💦』
『……どーかなあ……
優衣~浮気すんなよ~』
……浮気……
と言う仁の言葉に、
また俺の胸が痛んだ……
……やっぱ……
俺の入り込む隙間なんて、全然無いや……
『……ホラ……
仁が変な事言うから、
亀梨さん、
無口になっちゃった
じゃない💦💦』
『……あッ……
えっ…?ああ、
大丈夫だよ💦💦
あ、カズでいいよ…?
俺も優衣ちゃんって、
呼ぶし😃』
『……ほんと?……
カズくん…?』
『……うん♪……』
『……あー😏😏……
コホコホッ😅』
『……あ😏😏……
仁……ごめん💦💦』
『……お前ら……
彼氏の存在、
忘れんなっつーの💧💧』
『……アハハ……』
病室はひとしきり、
笑いが巻き起こり、
優しい時間を過ごした。
……だけど……
仁は知らないよね……
……俺がこの時……
どれだけ傷ついたかなんて……
……もちろん……
仁に言うつもりなんて、
無いけれど……
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