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……それから俺達は……
カウンターに座って、
一緒に飲みだした。
飲んでみたら、
妙に波長が合った。
彼も実は営業マン
だと言う事。
そして俺と同じ歳だと、
言う事。
彼のいろんな事が
解った。
ただ一つ不思議な事に、
俺は、彼を見た瞬間から、心臓の高鳴りが、
ハンパなかった。
……それは……
彼がまれに見る、
美少年だったんだ……
……彼の……
よく動く綺麗な瞳を、
見ているだけで、
俺の心臓は、
信じられないくらい、
高鳴った……
……コイツに……
惚れたのかな…？
……まさかな……
俺も男でコイツも男だ……
……有り得ないよ……
しばらく二人で飲んで、
やけに波長が合った俺達は、結局朝まで飲み明かし、何故かその日は、
彼のマンションに、
泊まる事になったんだ……
……不思議だった……
……だって……
初めて逢った人間と、
こんなに馬が合うなんて、滅多にないだろう…？
……そして……
俺の気持ちは、
彼のマンションに、
着いた時には、
決定的となっていた……
……そう、俺は……
生まれて初めて、
男に恋をした……
……そして俺は……
この夜……
……仁に……
……恋人が……
居る事を知った……
……つまり……
告白する前に、
俺は、失恋した……
……はあ……
ダサ過ぎ……俺💧💧
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