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……そして俺はその時……見てしまったんだ……
……仁の……
デスクの上に飾られた写真立て…
……ヒマワリのように……優しく微笑む美少女を……
……仁の恋人?……
……俺は……
その美少女から、
しばらく目が、
離せなかった……
……その……
美少女の肌は、
絹の様に白く、
透き通った肌をしていた。
……まさに……
美少女と言う言葉が、
ピッタリだった。
……だけど……
何処かその美少女が、
はかなげに思えたのは、
俺の気のせいなのか…?
……コレッて俺……
早くも失恋…?(笑)
……まあ……
仁みたいな美少年に、
恋人が居ない訳
ないんだけど……
……想定内過ぎて……
なんか笑える……
『……お待たせ♪……
和也♪』
…そんな時、
仁が麦茶を持って、
戻って来た。
『……ホラ……
麦茶。』
『……ありがと……
仁。』
『……和也……
もう酔い醒めたか…?』
『……うん……
もう醒めたよ♪
仁、迷惑かけちゃって、
ごめんな…?』
『……いーけど……
あんま飲み過ぎんなよ?』
『……う、ん……』
……聞いてみたいな……
聞いてみていいのかな…?
……俺は……
思い切って仁に、
聞いて見る事にした。
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