選ばれし者

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雄馬「うわぁ~寝坊したぁ~」 雄馬母「おはよう」 雄馬「母さんなんで起こしてくれないの?」 雄馬母「起こしたよ」 雄馬「遅刻だ~」 雄馬は慌てながら学校に行く準備をしていた 雄馬母「何をそんなに焦ってるの?今日土曜日だよ?」 雄馬「えっ?土曜?」 雄馬母「うん」 雄馬「良かったぁ、遅刻じゃなかったんだ」 雄馬母「それより雄馬宛てに小包来てるよ」 雄馬「オレに?誰から?」 雄馬母「それが宛名がないのよ」 雄馬「宛名が無い?」 不信に思いながらも雄馬は小包を開けた 雄馬「なんだこりゃ?ベルト?」 雄馬母「これって…」 雄馬「母さんこれなんのベルトか知らないよね?」 雄馬母「クウガ…」 雄馬「クウガ?」 雄馬母「雄馬、アナタは選ばれたの、ディケイドによって」 雄馬「ディケイド?クウガ?」 雄馬母「これから、アナタは世界を守る為に戦うのよ」 雄馬「えっ?どういう事?」 雄馬母「これがアナタに届いたと言う事は、世界に再び闇が迫っていると言う事」 雄馬「えっ?」 雄馬母「世界を守るのよ、雄馬」 それから雄馬は母親に変身の仕方や 戦うべき相手、これから出会う仲間が14人いることを教えられた 何故、雄馬の母親がそんな詳しい事を知っていたかは不明だが 彼女は普段から冗談を言う人間では無い事を雄馬は知っている為 嘘だと思えなかった 雄馬は気持ちを切り替える為に買い物に出た
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