太郎×和田
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呪文を唱え、輝き出した魔方陣ににっこり笑い気を送り込む。 魔方陣が、ぼわんと白い煙に変わった。 「うおなんだ!?」 そこに現れた悪魔に、太郎は目をキラキラさせ、私はメガネを押し上げた。 「楓!」 「太郎?あれ、テレビ見てたんだけどなおれ」 失敗しました。 まさか本当に悪魔が現れるとは…ガッカリしながら、私は目を覚ました。 どうやら初心者用黒魔術の本を読みながら、寝てしまったようだ。
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