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「ケホケホッ、み、皆大丈夫……?」
黒焦げになってしまったローブを脱ぎながら美夜子が辺りを見る
「な、何とか……」
「し、死ぬかと思いました~」
返事をしたのは夢架と美鈴だった
「よ、よく生きてたわね、あたし達……」
「私が開発したこのローブのお陰ですよ、このローブは研究所の特殊シールドをも突破出来る作りで出来ているんですから、この程度の爆発防げて当然です」
「ローブ……黒焦げになっちゃったけどね……」
次にナオミと優香の声が聞こえて来た、優香の背中の章人も怪我は無い様子、全員の無事が確認出来た
「良かった全員無事みたいね……」
全員の顔を見て無事を確認した美夜子はひとまず安堵した
「あの爆発でー、よく生きてましたねー、裏技ですかー、それとも秘技ですかー?」
顎に手を当て不思議そうに首を傾げるルーベル
「ちょっと貴女いきなり何するのよ!?唐突に爆弾投げつけるなんてもうちょっとで死ぬとこだったわよ!!」
ビシッとルーベルに向かって指を指し、大声で怒鳴る優香、その瞳は怒りに燃えていた
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