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クルーエル家
この地では有名な貴族である。
数多くの術士を雇っていることからも、財力のでかさを感じさせる。
そんなクルーエル家に1人の男児がいる。
この子もまた有名だ。
とある広場・・
「僕も混ぜてよー!」
「…キン!!お前今日は良いの?」
「大丈夫。親の目は盗んできた!」
そして子供たちは日が暮れるまで、遊ぶ。
泥だらけになろうとも、傷だらけになろうともそんなことはお構いなしに。
まるで今しか遊べないかのように。
そして日が落ちる頃、家に帰るのだ。
「じゃあな、キン。」
「うん、またね!」
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