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流星に初めてあったのは…。
あたしが小学生の時の夏だった。
あたしは、いつものように幼なじみの雪斗おにいちゃんの家に遊びに行った。
「おにいちゃん。遊びに来たよ」
「おぉ。」
「えへへっ。(笑)」
「あれ？新しい友達？」
「うん。流星だよ。」
「(あ、なんか、かっこいい。)」
「…。」
「流星、こいつ夢真。」
「おぅ。」
「えっ、あっ、よろしく」
「ま、おまえら仲良くやれよな。」
「うん、わかった。」
これが、あたしと流星が初めてあった時の事だった。
それから、雪斗おにいちゃんと流星とあたしは、よく３人でいる事が多くなった。
当時、学校では、あたしは、いじめられていて。
友達さえいなかった。
でも、学校じゃない日に。
雪斗おにいちゃんと流星と遊べるのがものすごく嬉しかったのを覚えている。
「おにいちゃん。また遊びに来たよ」
「また来たのかよ。」
「うん。なんか文句ある？」
「いや、ねえけどさ。」
「あれ？流星は？」
「流星は、まだ来てないよ。」
「そっかぁ。(泣)」
「ってか、ゲームなんかするか？」
「うん。やる、やる～っ!!」
「このゲームさ。二人でやらなきゃ。つまんねえんだよ。」
「いいよぉ。負けないんだからね」
「負けたらジュース一本な。」
「うんっ。」
いつものように、向きになって。
あたしと雪斗おにいちゃんは、ゲームをし始めた。
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