失敗作

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「う…」 目を覚まし目を開こうとするがいきなり強烈な光が目に突き刺さった 慌てて目を閉じる 今度はゆっくりと開けてみる なんとか目を開けることはできた 「…牢屋か?」 目の前にあるのは鉄格子 完璧に牢屋だ 「嘘…だ…ろ…」 一人で失望していると話し声が聞こえた 「あの失敗作どうするんだ?」 「…3日後に処分する」 「そうか…それが一番だな…」 処分…て…殺されるってことか!? こんなところで死んでたまるか! だがどうする?この鉄格子…鉄?なら火で… 左手で鉄格子を握り力を込める… すると左手はだんだんと燃えだし、鉄格子を溶かした
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