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音を出さないように抜け出す
しかし見張りに見つかってしまった…
ピィィー!
警笛を鳴らされてしまうが無視して走り出す
「どけ!」
見張りの顔をつかみぶんなげて階段を上る
一応地下にあったようだ
脇道からかなりの見張りが近づいてきていた
「待てー!」
「逃げ道はないぞ!」
そんな声が聞こえる
「いたぞ!」
いきなりの声に顔を前に向けると前からも走ってきている
「くっ…逃げ道が…」
そう呟いて視線を左右に走らせる
窓があった!
パリン!
俺はまよわず横に飛び、前から撃たれたライフルの弾が顔をかすめるのを感じながら外へ逃げ出した
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