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コントロールルーム…そこに広がる光景は、悲惨だった。
倒れる車掌の血で真っ赤になっていた。それを貪る正気を失ったトレーナー共。
「…酷い…なんて事…!?」
カミツレ様は、顔を真っ青にし、一歩後を引いた。
と、わずかな音に気がついたのか、こちらへ向かって来たのだ。
「ノボリ兄さん…!どうしたら…!!」
クダリもパニック状態だった。
「落ち着いて下さいまし。クダリ、カミツレ様、死霊の足止めを。」
腰に下がった刀を抜いた。
「…私、サブウェイマスターならぬ、サブウェイサマナーノボリが、奴らを殺します。」
近付く死霊を、刀を一降りし距離を遠ざけた。
「頼みますよ…ピクシー…!!」
管からピクシーを呼び出す。
「今日は忙しいね!」
ピクシーの陽気な声は、戦いを一変させた。
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